■書店で古い郷土本販売/駅に無料・無期限の貸し本
県内で本の“リサイクル”が活発化している。前橋市中心街の書店「煥乎堂(かんこどう)」では5月から始めた古本販売が好調だ。さらに伊勢崎市が今月から駅などの公共施設に本棚を置き、利用者に無期限で貸し出す「街角文庫」を開始。利用客からの評判も上々だという。(本間英士)
前橋市本町の大型書店「煥乎堂」。創業140年の歴史を誇る老舗だが、新本の売り上げが年々下降していた。このため、新規顧客の獲得を目指し、書店業界ではタブーとされてきた古本の同時販売に踏み切った。同店では、古本エリアで群馬をテーマにした「郷土本」を手厚く配置。地域密着をアピールすることで、他の古書店との差別化を図った。
結果、毎月1千人前後が古本を購入。今月は10日までに440人に達し、1300人に達する勢いだ。現在、古本の販売スペースをオープン時と比べ約1・5倍に拡張しており、同店では「想定より好評で、古本エリアはさらに拡張したい」とニンマリしている。
また自治体では、伊勢崎市が今月から「いせさき街角文庫」を開始。JR伊勢崎駅や商店などに、市立図書館で使われなくなった本を置いている。
本を借りる際の料金や手続きは不要で、家などにある手持ちの本を新たに加えることや、借りた場所と違う本棚に返すことも可能。
同駅を利用する前橋市内の高校3年の女子生徒(17)は「(通学時の)朝に本を借りて電車や学校で読み、帰りに本棚に戻すことができる。気軽に利用できるのがいい」と“合格点”。こうした声を受け、同市はバス乗り場や病院で本棚を増設する考えだ。
また、県立図書館(前橋市日吉町)で25日に行われる除籍本の販売会については、県に利用者から問い合わせが相次いでいるという。
県内で活発化する本のリサイクルについて、書籍販売に詳しい群馬経済研究所の樹下芳久主任研究員は「不況やコンテンツの多様化による“新本離れ”が背景にあるが、リサイクルの“エコ”な部分が県民に受け入れられた」と分析している。
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本をリサイクルするということは最近かなりいろんな地域で活発になってきてる。
無料で貸し出ししてくれたり、安く販売してくれることは、非常に本をよく読む人からしては助かることだ。
古本を捨ててしまうということは非常にもったいないと思う。
本が少し汚れていても中身が重要なので私は読めたらそれでいいと思っています。
こういった動きが日本中で活発なってほしいと願います。
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